さまざまな経営者伝
新井辰一様(株式会社新井組創業者・会長)
四六判 上製本 288ページ
創業者の精神史と会社の歴史とを重ね合わせて描いた佳作。株式会社新井組の50周年記念事業の一環として編纂されたもので、「新井組50年史」も時を同じくして刊行された。創業者と会社の歴史が一体不可分となっている場合の好個のケーススタディ。
渡辺正治伝甲斐崎圭様・著
A5判 並製本 296ページ
一代でディスプレイ業界の雄・丹青社をつくりあげた男の縦横無尽、波瀾万丈の人生を名匠甲斐崎圭が書き下ろす。
中澤三代次(株式会社正光社・会長)
B6判 上製本 100ページ
戦後の暗い時代に一筋の光をともす仕事をしたい―その思いからスタートした正光社の創立50周年を記念し出版された創業者自伝。
堀脇友市様(堀脇工業株式会社創業者・社長)
四六判 上製本 224ページ
堀脇工業50年記念と銘打って出版され、創業者本人の人柄がにじみでた作。「私の好きな中国の言葉に”粗中細心”というのがある。おおらかさの中の細やかな心。粗は不器用とも読める。堀脇友市さんの『不器用な自画像』からほうふつとするのは、事業においても家庭においてもまさに”粗中細心”なひとりの日本人の姿だ・・・”(発刊に寄せて 辻原登氏<第103回芥川賞受賞>の言葉より)
出井松三様(ヤマト徽章株式会社会長)
B6判 上製本 160ページ
会社の創業75周年を記念してまとめられたもので、内容は「若い皆さんへのメッセージ」「徽章・賞杯事業50年を顧みて」の2つから成る。これからの事業を託す後継者たちへの真情あふれる1冊。
四六判 上製本 208ページ
経営者伝としては珍しく、起業後の記述は少ない。著者本人が「はじめに」で述べるように、本書は”読み手のためになる”ことを目指しておらず、いわば本人の日記の延長なので、人間形成に大きくかかわった戦争体験に約100ページを費やしている。
和田英雄様(株式会社協和建設・会長)
A5判 並製本 240ページ
徒弟奉公、応召、帰国、起業、高度成長、身内の裏切り・・・典型的な立志伝。戦後日本をささえた世代の息吹がここにある。
稲留稲茂様(東亜通信整備株式会社創業者・会長)
B6判 上製本 128ページ
著者が各所に寄稿、講演などをしたものをまとめた。戦争体験、処世訓、経営信条などを適宜織り交ぜた編集となっている。
谷口 優様(谷口重工業株式会社・会長)
四六判 上製本 224ページ
事業活動に、地域の政治活動にと縦横無尽に駆け巡った著者の回顧録。