こぼれ話 ちょっと困った話
ちょっと困った話
長く社史の担当をしていると、いろいろな場面で困ったなということがある。今回はそんなちょっと困った話をいくつかご紹介する。
社史担当者はたいてい本業を兼務していることが多い。そのため、たとえば総務の人だったりすると例年総会時期は社史どころではない。他のセクションの人でも多かれ少なかれそんな状況が年に数回ある。といってスケジュールにそんな余裕もない。あれ困ったナ。
財団などに多いのが担当者が異動になること。途中で担当が変わると、事務手続きは継承されても年史作りへの思いまではなかなか伝えられない。ときどき前担当者から遠隔操作よろしく電話をもらうこともあるのだが…。
親会社のある企業の場合は、体裁をその社史にならったり、原稿のチェックまで依頼することがある。それはそれでもっともなことなのだが、限度はやはりあるのでは…と思う(独自路線でいく会社も実際にはもちろんあります)。
写真のないのはいずこも同じ。会社で保存しているのは限られており、おのずと個人所有写真に頼ってしまうのだが、いろいろと事情があってある一線を越せないらしい。それを激励するのも私たちの仕事です、ハイ。
このごろ多いのが写真のレタッチ(修正)。世はデジタルプリント時代、日付とり、電線消しから色変更までいろんなことが可能になり、要望の幅も拡がった。その分、私たちの仕事は増える。ああ困った困った(担当者様へお願い…その分の予算もみてくださいネ)。(宮正)